Tango

TangoSDKでDepthを取得してPoint Meshで表示する(Phab2Pro)

TangoSDKのインポートまではTangoSDKで簡単なサンプルを作ってみると同じ

1.TangoSDKのPrefabを追加

HierarchyにTangoPrefabs以下の「Tango Manager」と「Tango Simple Camera」、「Tango Point Cloud」を追加する
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2.各種設定

Tango Managerの「Enable Depth」にチェックを入れ、Depthを取れるようにする
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Tango Point CloudのMesh Rendererをアクティブにする
そして「Update Points Mesh」にチェックを入れ、取得したDepth情報をメッシュで表示できるようにする
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また、表示されるメッシュを見やすくするため背景を黒に変更する
Tango Simple Camera以下の「Gesture Camera」に設定されているClear FlagsをSolid Colorに変更し、その下で背景色を黒に変更する
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3.BuildSettingの設定

これもTangoSDKで簡単なサンプルを作ってみると同じ

PlatformをAndroidに変更し、PlayerSettingsで以下の部分を変更する

  • Resolution and PresentationのDefault Orientatiionを「Landscape Left」に変更
  • Other SettingsのMinimum API Levelを「Android 4.2」以上に変更
  • その他はAndroidアプリを作るときと同じでBundle Identifier等を設定
  • 4.ビルド

    後はビルドするだけ
    実行するとこのような感じに
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    画像だと判りづらいけど、Depthを取得して表示されていることが判る

    TangoSDKで簡単なサンプルを作ってみる(Phab2Pro)

    日本でもPhab2Proが発売されたのでメモ

    1.TangoSDKを入手

    公式サイトからUnity向けパッケージ(TangoSDK_Argentine_Tango_Unity5.unitypackage)をダウンロードする

    2.Unityにインポート

    「Google-Unity」「Plugins」「TangoPrefabs」「TangoSDK」の4つのフォルダが生成される
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    3.TangoSDKのPrefabを追加

    HierarchyにTangoPrefabs以下の「Tango Manager」と「Tango Simple Camera」を追加する
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    4.表示するオブジェクトを追加

    適当に表示するオブジェクトを追加する(ここではユニティちゃん)
    Positionの数値が実空間でのメートルに換算されるので、カメラが(0,0,0)に配置されているなら、(0.5,0,0)辺りに設置することで50cm先に表示される
    カメラが(0,0,0)だと目の前に足が表示されてしまうので顔の正面になるように高さを調節した
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    5.BuildSettingの設定

    PlatformをAndroidに変更し、PlayerSettingsで以下の部分を変更する

  • Resolution and PresentationのDefault Orientatiionを「Landscape Left」に変更
  • Other SettingsのMinimum API Levelを「Android 4.2」以上に変更
  • その他はAndroidアプリを作るときと同じでBundle Identifier等を設定
  • 6.ビルド

    後はビルドして端末で実行するだけ!
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    これだとVRっぽいけど、カメラを「Tango AR Camera」に変更して、「Tango Manager」の設定を変更すれば、背面カメラの映像にモデルが描画されるようになるのでよりARっぽくなる

    カメラを動かした際に表示される青いラインはカメラのモーショントラッキングの軌跡
    非表示にするにはカメラ以下に存在している「Trail Renderer」を非アクティブにすればOK

    後はTangoSDK内のサンプルをいろいろ試してみよう